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ハンコの形状について
ハンコと聞いて思い浮かべる形状は「丸型の棒」という場合が多いのではないでしょうか。実はハンコの形状は「本体の形状」と「印面の形状」の掛け合わせで決定され、いろいろな種類があります。
このページではわかりやすく、その種類について説明させていただきます。
本体の形状
ハンコの各部名称
ハンコの天頂部を「天」と呼びます。天のアール部分の角度はハンコの形状によって異なります。
印影の上部を示している目印を「アタリ」と呼びます。ハンコの印面の向きを確認しなくてもこの部分を上にして捺印すれば真っ直ぐな印影を押すことができます。アタリなしのハンコもあります。ハンコヤドットコムでは43種類のアタリを扱っています。
ハンコの素材のことを「印材」と呼びます。印材の印面を彫刻してはじめてはんこ(印章)となります。ハンコヤドットコムでは豊富な種類の印材を扱っています。
印影を彫る部分を「印面」と呼びます。最近の彫刻方法の主流は機械彫りですが、ハンコヤドットコムでは、手仕上げで既製品では作れない良質な印影をお作りしています。
寸胴と天丸
ハンコの形状には、主にまっすぐな円柱状の「寸胴」と、天頂部から印面までくびれがある「天丸」の2種類があります。
それぞれの特徴
- ・寸胴
- 価格:天丸にくらべ価格が少し安い
- 対応する印鑑ケースが豊富にある
- 一般的に個人用のイメージがある
- ・天丸
- 価格:寸胴にくらべ価格が少し高い
- フタが付くことで印面が保護され傷がつきにくい
- 一般的に法人用のイメージ(風格)がある
寸胴の例
天丸の例
印面の形状
寸胴と天丸の印影は「丸印(まるいん)」と「角印(かくいん)」の2種類です。
丸印(まるいん)
角印(かくいん)
「形状」+「印影」の組み合わせの違い
- 「形状」+「印影」の組み合わせの違いから、
- 「寸胴」+「丸印」 丸寸胴(まるずんどう)
- 「寸胴」+「角印」 角寸胴(かくずんどう)
- 「天丸」+「丸印」 丸天丸(まるてんまる)
- 「天丸」+「角印」 角天丸(かくてんまる)
の4種類に分類されます
丸寸胴 | 丸天丸 | 角寸胴 | 角天丸 |
---|---|---|---|
丸印 | 角印 | ||
特殊な形状のハンコ
割印(わりいん)
長方楕円形の特殊な形状で主に会社の名前が彫刻されたものを割印と呼びます。同じ文面の文書を2つ以上作成したとき、その文書が関連のあるもの、または同一のものであるということを証明するために使用されます。
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» 割印の捺印の仕方について
訂正印(ていせいいん)
天頂部から印面に向けて、先細りした特殊な形状の印鑑を訂正印と呼びます。印面が丸形、小判型2種類あるのも特徴です。
主に契約書に記載した字句を書き直したり、書き加えたり削除したときに、訂正したことを証明するために使用されます。
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ハンコの長さについて
ハンコの長さについては規定はありませんが、ハンコの長さは60mmが一般的です。
ハンコの長さは「丈」と呼ばれ、昔は今より短い45mm丈が多かったようです。最近では75mm丈ハンコも登場しています。
丸天丸のみ鞘(サヤ)がついているのか?
サヤとは、ハンコの印面を保護するふたのことです。ハンコの保管や持ち運びには基本的に印鑑ケースをお使いください。