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銀行印とは?実印・認印との違いや作り方のポイントを解説
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銀行印は、自分の財産に関わる大切な印鑑です。
その一方で、用途や作り方など、基本的なことがよく分からないという方も多いのではないでしょうか。
このページでは、銀行印の定義や実印・認印との違い、銀行印の作成ポイントについて解説しています。
銀行印の基礎知識が知りたい方・銀行印を作ろうとしている方は、ぜひ最後までご覧ください。
銀行印とは?
銀行印とは、銀行や信用金庫などの金融機関に届け出て、登録された印鑑のことです。
預金口座の開設・窓口での預金引き出しといった場面で、本人確認のために使われます。
上記を含め、銀行印は以下のようなシーンで使用されます。
- 銀行・信用金庫などの金融機関で口座を開設するとき
- 窓口で預金を引き出すとき
- 公共料金や通信費などの口座振替(口座引き落とし)を申し込むとき
- クレジットカードを作るとき
- 小切手や手形を発行するとき
いわゆるシャチハタやゴム印などは、印面が劣化しやすく印影が保てないため、銀行印として登録ができません。
また、100円ショップや文房具店で購入できる印鑑は、銀行印として登録が可能ですが、大量生産品のため偽造・悪用のリスクが高くおすすめできません。
銀行印は、印鑑の専門店でオーダーするのが最も安全・安心です。
「銀行印をどこで買えばいいのかわからない」という方は、最短即日出荷・30年保証で安心のハンコヤドットコムがおすすめです。
ただし、ATMで一日に引き出せる金額には上限があるため、上限を超える金額を引き出す場合は窓口で銀行印を用いた手続きが必要です。
また、インターネットバンキングの普及やネット銀行の登場により、銀行印が不要な銀行も増加しています。
銀行印と実印の違い
実印は、市区町村の役所に登録された印鑑のことで、不動産の売買や遺産相続といった重要な契約・取引で必要になります。
本人確認に使用される点で銀行印と共通していますが、銀行印は金融機関での手続き、実印は公的な手続きで求められます。
また、銀行印は金融機関ごとに複数本持っても問題ありませんが、実印は一人1本しか持てません。
印鑑のサイズにも違いがあり、一般的には実印の方が銀行印よりも大きく作られています。
なお、実印と銀行印を兼用する人もいますが、セキュリティ面でのリスクが大きいため避けましょう。
銀行印と認印の違い
認印は、「見ました」といった意思を伝えるために使われる印鑑で、宅配便の受け取りや社内書類など日常的な場面で使用されます。
銀行印は特定の機関に登録されますが、認印はどこにも登録されていない印鑑という違いがあります。
また、銀行印は認印より大きめのサイズが一般的です。
書体にも違いがあり、銀行印は偽造・悪用のリスクを減らすために複雑な書体がよく選ばれます。
一方で、認印は誰が押印したかが伝わる読みやすい書体が多くなっています。
銀行印はどこで買える?
銀行印は本人確認に使われる重要度の高い印鑑ですので、印鑑の専門店できちんとしたものを作っておきましょう。
町のはんこ屋さんはもちろん、ネット通販でも作成できるため、近くに実店舗がない方も安心です。
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【銀行印の作り方】銀行印を作るときのポイント

ここからは、銀行印を作るときのポイントを紹介していきます!
「口座開設する銀行ではハンコが必要!」という方は、引き続きチェックしてみてくださいね。
銀行印の規定はあるの?
銀行印は、シャチハタ・ゴム印など印面が劣化しやすいハンコでの登録はできないというルールはあるものの、厳格な規定は存在しません。
100円均一などで売っているハンコで登録することも可能です。
しかし、銀行印は自分の財産に関わる重要なハンコ。
仮に、100円均一などで売っている大量生産されたハンコを登録した場合、同じ苗字のハンコがすぐ手に入るのでカンタンに悪用されてしまいます。
なので、できれば偽造の心配が少ないオーダーメイドの銀行印を作るようにしましょう。
「オーダーメイドで作ると高額になるんじゃないの?」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、ハンコヤドットコムでは銀行印を数千円から作れます。
素材にもよりますが、大まかに以下のような価格帯で作成いただけます。
- 木材:3,000~5,000円程度
- 牛の角:4,000~8,000円程度
- 金属(チタンなど):10,000円程度~
銀行印の刻印内容はフルネーム?苗字のみ?名前のみ?
銀行印は「フルネーム」「苗字のみ」「名前のみ」のいずれでもOKです。
ここではハンコヤドットコムでの実際の注文内容をもとに、男女別の刻印内容の傾向を紹介したいと思います。
男性の銀行印の刻印内容
男性は苗字(姓)で作る方が多いです。
実印はフルネーム、銀行印は苗字としておくことで、刻印内容で区別ができます。
(銀行印をフルネームを作る方はあまり多くはありませんが、「偽造のリスクを減らすために念入りに作りたい」という場合は、フルネームでの作成をオススメします。)
ハンコヤドットコムで銀行印を購入された男性が、フルネーム・苗字・下の名前のどれで作成したかの集計結果が以下のようになりました。
- 「苗字」・・・88%
- 「下の名前」・・・6%
- 「フルネーム」・・・6%
女性の銀行印の刻印内容
女性も、苗字(姓)で作る方が多いです。
その次に多いのが下の名前です。
女性が下の名前で作る主な理由としては、結婚・離婚によって苗字が変わる可能性があるからです。
ハンコを作り直すのも手間なので、「名前のみ」で作っておくという考えの方も多いようです。
ハンコヤドットコムで銀行印を購入された女性が、フルネーム・苗字・下の名前のどれで作成したかの集計結果が以下のようになりました。
- 「苗字」・・・58%
- 「下の名前」・・・40%
- 「フルネーム」・・・2%
- アニメキャラのイラストや、動物のシルエットが入ったハンコは銀行印にできるの?
- 銀行によって取り扱いに差はありますが、基本的には登録可能です。
ただし、イラスト入りのハンコを認めていても、本人の名前が確認できないようなデザインだと登録できないこともあるようです。
どうしてもイラスト入りの銀行印を作りたい場合は、事前に届出をする銀行に確認するのが良いでしょう。
銀行印の刻印の向きはタテ書き?ヨコ書き?
ハンコに刻印される名前は「タテ書き」が一般的ですが、好みで「ヨコ書き」にすることもできます。
特に銀行印については、「ヨコ書き」で作る方も多いです。
タテ書きが一般的なのに、なぜ銀行印ではヨコ書きするのかというと、以下の理由があります。
- 他のタテ書きのハンコと区別しやすくするため
- 上から下へお金が流れていかないようにと「げん担ぎ」の意味を持たせるため
ここにも、印鑑に対する長年の習慣が反映されていますね。
ただし、ヨコ書きは、漢字の場合「右から左」に刻印されます。
(この右から左という向きも、日本の古い習慣にならったものです。)
現代では、日本語は左から右に読むので違和感があるかもしれません。
例えば、「徳川」という姓をヨコに彫った場合「川徳」となります。
そのため、文字の順序が逆になっても存在する姓は、他人にとってわかりにくいこともあります。
例えば、「田中さん」がヨコに彫る場合は、順序が入れ替わって「中田さん」と読めてしまいますね。
しかし、銀行印は認印とは違って、自分や銀行の人以外が読めるかどうかを気にするハンコではないので、気にならなければ問題ありません。
※ハンコヤドットコムの場合、漢字のヨコ書きは右から左に刻印されますが、「ひらがな」「カタカナ」「アルファベット」は左から右に刻印されます。
「タテ書きのハンコと区別したい」「縁起のよさを重視したい」という場合はヨコ書きを。
「刻印内容に違和感がないものが良い」「一般的なハンコにならってタテでよい」という場合はタテ書きを。
あなたの好みで選んでくださいね。
銀行印に適したサイズはこれ!男女別の定番サイズ
銀行印には、男性・女性ごとの定番のサイズが存在します。
世間では一般的に、男性用が直径13.5~15mmの丸印、女性用が12~13.5mmの丸印とされています。
しかし、銀行印にはサイズの決まりは特にないので、手の大きさや刻印する文字数によってサイズを決めても良いでしょう。
オススメのサイズについて
文字数について
※文字が複雑な場合、最大文字数通り作成できない場合もございます。
直径15.0mmは2行(または1行)で作成できます。1行あたり3文字までで、最大6文字入れられます。
直径13.5mmは1行に3~4文字まで、直径12.0mmは1行に最大3文字入ります。
また、銀行印は認印(みとめいん)よりも大きく、実印(じついん)よりも小さいサイズで作られることが一般的です。
大事な印鑑ほど大きく作られるという長年の習慣が元になっているためですが、それぞれ別のサイズにすることで、ハンコの区別がしやすくなるというメリットもあります。
もし、すでに認印か実印を持っているのであれば、サイズを変えて作ってみても良いかもしれませんね。
銀行印に適した書体とは
ハンコには一般的な書体として以下のようなものがあります。
銀行印は、自分の財産に関わる重要なハンコなので、偽造されてしまうと危険です。
そのため、読みにくく偽造の心配が少ない「吉相体(きっそうたい)」がオススメです。
(吉相体は、別名「印相体」とも呼ばれていて、易学や風水で開運印相に使われます。
字が上下左右斜めと八方に広がっているので、縁起が良い書体として人気です。)
そのほか、セキュリティを重視した書体として「篆書体(てんしょたい)」もオススメです。
「隷書体(れいしょたい)」や「古印体(こいんたい)」といった書体は上記の書体に比べて読みやすく、偽造のリスクが高まります。
銀行印はセキュリティを意識した書体で作成するようにしましょう。
銀行印を登録する方法
銀行印を登録するには、銀行印と本人確認書類を準備し、金融機関に出向いて口座開設の手続きを行う必要があります。
登録用紙に必要事項を記入した上で、指定された箇所に銀行印を押して提出しましょう。
口座が開設されると、銀行のデータベースに銀行印が登録されます。
なお、複数の金融機関で口座を開設する場合、同じ銀行印を使いまわしても構いません。
ただし、使いまわしは盗難や偽造のリスクを高めるため、銀行印は金融機関ごとに作成するのが最も安全です。
銀行印を複数作成する場合は、見分けやすいようにデザインや色を変えるとよいでしょう。
銀行印と通帳は別々に保管する
銀行印は、金融機関に登録された重要な印鑑のため、金庫や自分だけが知っている場所で保管しましょう。
なお、銀行印と通帳はセットで効力を発揮するため、これらは別々に保管するのが基本です。
たとえば、銀行印は金庫に入れ、通帳は人目につかない引き出しの奥に隠すなどの方法があります。
銀行印がどの印鑑かわからなくなった・紛失した場合は、下記ページを参考にしてください。
銀行印に関するよくある質問
- 銀行印はどこに売っていますか?
- 町のはんこ屋さん・通販サイトで購入可能です。`
100円ショップや文房具店で購入できる印鑑は、大量生産品のため認印としての使用がおすすめです。
印鑑・はんこ専門の通販サイト ハンコヤドットコムなら、銀行印の最短即日出荷に対応しています。
- 銀行口座を複数もっていますが、銀行印は使いまわししてもOK?
- 銀行印は、1つのハンコで複数の口座を開設できるため、使いまわしは可能です。
ただし、使いまわしは盗難や偽造の危険性も高めてしまいます。
安全面から言えば、銀行印は金融機関ごとに用意するのがベストです。
銀行印を複数持つ場合は、見分けやすいようにデザインや色を変えて作るとよいでしょう。
- 実印や認印とは別にした方が良いの?
- できればそれぞれの用途ごとにハンコを用意して、「リスク分散」をしましょう。
- 実印・・・住宅・マイカー購入・ローン契約など非常に重要な契約に
- 銀行印・・・金融機関とのお金のやりとりに
- 認印・・・仕事での書類や確認印、回覧・荷物の受け取りなどサイン代わりに
しかし万が一紛失・盗難があったときに、例えば「金銭的に重要な契約を勝手に結ばれてしまう」といったことや「預貯金を不正に引き出される」といったことが、同時に起こりえます。
また、普段からよく使う認印と一緒にすると、紛失・盗難の危険性が一気に上がります。
認印は、ハンコの刻印内容が多くの人の目に触れるので、偽造される可能性も高まりますし、使用頻度が高いぶんハンコの劣化スピードも早まるかもしれません。
以上のような理由から、リスクヘッジのために実印・銀行印・認印は別で用意しておきましょう。
- 銀行印は略字でもいいですか?戸籍上の姓と異なる漢字の銀行印でも登録できますか?
- 例えば、澤井→沢井、齋藤→斎藤、渡邉→渡辺のように、戸籍上の姓を日常生活で略字表記することや略字の印鑑を使用するとは問題ないとされています。
そのため、銀行印を略字で作成することも問題ない場合が多いようですが、訂正を求められる場合もあるため、事前に窓口で確認しましょう。
- 学生も銀行印を作ったほうがいいですか?
- 一人暮らしや、アルバイトによる給与の振り込みなど、銀行口座を新たに作成する機会が増えます。そのため、学生の方もご自身の銀行印を用意しておいたほうがいいでしょう。
- 銀行印を登録していない場合、口座振替の申込用紙にある捺印欄には何を押せばよいですか?
- 口座振替の申込み用紙には、認印など任意のハンコで捺印しましょう。
銀行では印鑑が不要だった場合も、クレジットカード会社によっては口座振替の申込み用紙に印鑑(またはサイン)が必要なこともあります。
空欄にしておくと書類の不備となる場合があるかもしれないので、ハンコを押しておくと安心です。

ここまで銀行印を作るときのポイントをお伝えしてきました。
銀行印を作ったら次は銀行の窓口でハンコを登録することになります。
口座開設のときに必要なものや、銀行印の変更方法なども説明しているので、チェックしてみてくださいね♪
まとめ
銀行印は、金融機関での口座開設や窓口での預金引き出しに必要な印鑑です。
銀行印に規定はありませんが、100円ショップや文房具店で購入できる大量生産品の印鑑は、セキュリティ面にリスクがあります。
自分の財産に関わる重要な印鑑ですので、専門店できちんとしたものを作成しておきましょう。
「銀行印をどこで買えばいいのかわからない」という方は、最短即日出荷・30年保証で安心のハンコヤドットコムがおすすめです。