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実印のレイアウト・作成内容など印影(いんえい)に関する疑問にお答えします。
ハンコヤドットコムではハンコを押したときの「印影」の美しさにこだわり、一文字ずつバランスを見て作成しています。
実印の文字数ごとのレイアウト見本
実印の文字数ごとのレイアウト見本を紹介しています。
フルネーム・苗字・名前それぞれの配置を確認いただけます。
印鑑は小さい面積に多くの文字を入れすぎると、文字線が細くなり、文字が欠けやすくなります。
文字数が多くなる場合や画数が多い場合は、直径が大きめのものを選ぶようにしてください。
実印:1文字のレイアウト見本
1文字のときはシンプルに文字を中央に配置します。
苗字 |
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名前 |
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実印:2文字のレイアウト見本
2文字のときは、以下のようなレイアウトになります。
文字の方向は特にご希望がない限り「縦書き」となります。
(実印の場合、横書きは一般的ではありません。)
フルネームは、右側に姓・左側に名が入ります。
苗字 |
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---|---|
名前 |
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フルネーム |
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実印:3文字のレイアウト見本
3文字のときは、以下のようなレイアウトになります。
文字の方向は特にご希望がない限り「縦書き」となります。
(実印の場合、横書きは一般的ではありません。)
フルネームは、右側に姓・左側に名が入ります。
苗字 |
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---|---|
名前 |
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フルネーム |
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実印:4文字のレイアウト見本
4文字のときは、以下のようなレイアウトになります。
文字の方向は特にご希望がない限り「縦書き」となります。
(実印の場合、横書きは一般的ではありません。)
姓や名が3文字の場合、姓・名の途中では改行せず、姓・名で改行されます。
苗字 |
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---|---|
フルネーム |
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実印:5文字のレイアウト見本
5文字のときは、以下のようなレイアウトになります。
文字の方向は特にご希望がない限り「縦書き」となります。
(実印の場合、横書きは一般的ではありません。)
文字数が多いため、直径15mm以上の大きめのハンコをお選びください。
フルネーム |
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実印:6文字のレイアウト見本
6文字のときは、以下のようなレイアウトになります。
文字の方向は特にご希望がない限り「縦書き」となります。
(実印の場合、横書きは一般的ではありません。)
文字数が多いため、直径15mm以上の大きめのハンコをお選びください。
フルネーム |
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実印:7文字のレイアウト見本
7文字のときは、以下のようなレイアウトになります。
文字の方向は特にご希望がない限り「縦書き」となります。
(実印の場合、横書きは一般的ではありません。)
文字数が多いため、直径16.5mm以上の大きめのハンコをお選びください。
フルネーム |
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実印:アルファベットのレイアウト見本
アルファベットの場合、漢字・ひらがな・カタカナより少ないスペースで刻印できるので、比較的多くの文字を入れることができます。
アルファベットのときは横書きで作成しておりますが、希望があれば縦書きでも作成できます。
個人名 |
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こちらで紹介したものは見本です。
実際の商品は、ハンコヤドットコムのスタッフが一文字ずつ字の形や画数などをみて、最も美しいバランスになるように調整します。
文字の配置バランスが気になる場合は?
フルネームで印鑑を作るとき、苗字で改行されるのが一般的です。
上記はどれもフルネームで4文字ですが、文字の配置の仕方が異なります。
苗字か名前が1文字であった場合、バランスをとるために字形を少し引き伸ばして作成されます。
例えば、「小笠原 翼」という3文字の苗字の場合、下の名前の「翼」という字が大きく配置されます。
もし、「この文字の配置バランスが好みでない」という場合は、以下も検討してみてください。
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- 改行位置を変える
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- 姓(名)のみでつくる
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- 「之印」を入れる※
「改行位置を変えてほしい」という希望がある場合は、ご注文時にお問い合わせください。
(印鑑のサイズや画数によって、ご希望に添えない場合もありますのでご了承ください。)
※末尾に「之印」や「印」という文字を入れる場合は、あらかじめ市区町村の役所の窓口やWebサイトなどで確認をするようにしてください。
役所によっては、氏名以外の文字が入る印鑑が登録できないことがあるためです。
ハンコヤドットコムで末尾に文字を追加してご注文される場合は、以上の旨をお客様に確認させていただいてから作成しております。
印鑑の末尾に「之印」「印」を入れる理由とは
角印など法人の印鑑の中には、印鑑の末尾に「之印」や「印」「之章」といった字句を入れて作ることがあります。
これは、全体の配置を調整するために入れる文字で、必ず入れるというものではないです。
「末尾に文字を追加した方が、バランスが取れて美しく仕上がる」といった場合に彫刻されます。
個人の印鑑でも、街のハンコ屋さんなどで作るときに「バランスを取るために最後に「之印」と入れましょうか?」と聞かれることがあるようです。
例えば、苗字が「勅使河原(てしがわら)」さんなど4文字で、下の名前が1文字の方の場合は、末尾に「之印」を入れると文字のバランスが均等に近づきます。
実印は基本的には「氏名以外の文字が入るものは登録できない」という規定があるのですが、この末尾に入る「之印」「印」といった文字は例外的に認められることがあります。
末尾に文字を入れてバランスを調整したい場合は、事前に市区町村の役所の窓口やWebサイトなどで要件を確認するようにしてください。
当店では、ご注文後に実際の刻印イメージを事前に確認することができます。
機械的に作る簡易なプレビューではなく、実際の調整をした後の印影をみることができます。
仕上がりが気になる場合は、ぜひプレビューをご利用ください。
実印の刻印内容(フルネーム?苗字のみ?名前のみ?)
実印は「フルネーム」「苗字のみ」「名前のみ」のいずれでも良いとしている市区町村が多く、その場合どれにするかは好みの問題になります。
迷った場合は、以下の傾向をご参考ください。
男性の実印の刻印内容
男性はフルネームで作る方が圧倒的に多いです。
男性の実印は比較的大きなサイズなので、フルネームを入れるのに十分な大きさであることが多いです。
また、文字を多く入れる方がバランスがよく、適度に複雑な印影にできます。
また、印影が複雑であれば、偽造などのリスクも減らすこともできます。
【刻印内容の内訳】
ハンコヤドットコムで実印を購入された男性が、フルネーム・苗字・下の名前のどれで作成したかの集計結果が以下のようになりました。
- 「フルネーム」・・・95%
- 「苗字」・・・4%
- 「下の名前」・・・1%
- Q
- 男ですが、自分の苗字が好きではないので下の名前だけで作りたいです。
男性が印鑑を作るときに苗字が入っていないのはおかしいですか? - A
- おかしいことはありません。
必ず苗字を入れなければいけないという決まりはないので、希望されるように下の名前だけで作成できます。
「自分の下の名前が特に気に入っているから」という理由で、下の名前のみで実印を作成する人もいます。
女性の実印の刻印内容
女性も、フルネームで作る方が多いです。
フルネームの次に、名前のみで作る方が多いです。
男性と異なり、「名前のみ」で作る割合が高い理由としては、結婚・離婚によって苗字が変わる可能性があるからです。
ハンコを作り直すのも手間なので、届出の必要な実印や銀行印は「名前」で作っておくという考えの方が多いようです。
ただし、名前だけの印鑑は、フルネームに比べてセキュリティ面では劣ります。
「偽造のリスクを減らすために念入りに作りたい」という場合は、フルネームでの作成をオススメします。
【刻印内容の内訳】
ハンコヤドットコムで実印を購入された女性が、フルネーム・苗字・下の名前のどれで作成したかの集計結果が以下のようになりました。
- 「フルネーム」・・・62%
- 「下の名前」・・・32%
- 「苗字」・・・6%
- Q
- 「女性は苗字が変わるかもしれないから、下の名前だけが良い」とよく聞きますが、私は既婚です。
既婚でも下の名前で作るべきなのでしょうか? - A
- 下の名前で作るという決まりはないので、ご希望の刻印内容で作成していただいて問題ありません。
既婚の女性や、偽造が心配といった方は、フルネームを選ばれることが多いようです。
実際のご注文でも、フルネームで作成される割合が最も多いです。
未婚の女性の場合や、刻印内容を迷われる場合には、下の名前での作成をおすすめしております。
以下に、フルネーム・苗字・名前で作るときのメリット・デメリットをまとめました。
メリット | デメリット | |
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フルネーム |
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苗字 |
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名前 |
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刻印内容の規定は市区町村によって異なります。
事前に市区町村の役所の窓口やWebサイトなどで刻印内容の要件を確認するようにしてください。
実印の刻印の向き(縦書き?横書き?)
実印に刻印される文字の向きは「縦書き」が一般的です。
そもそも印鑑は縦に彫るのが普通なので、ハンコヤドットコムでも実印は縦書きで作成しています。
横書きで作られることが多いのは、「銀行印」です。
縦書きが一般的なのに、なぜ銀行印では横彫りにする場合があるのか?というと、
- 他の縦書きのハンコと区別しやすくするため
- 上から下へお金が流れていかないようにと「げん担(かつ)ぎ」の意味を持たせるため
といった理由があるからです。
もし実印を作成するときに文字の方向で迷ったら、縦書きを選ぶと良いでしょう。
もちろん実印の横彫りもできるので、横書き希望の場合はご注文時にお問い合わせください。