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履歴書に使う印鑑・はんこの通販【押印の必要性についても解説】
ハンコヤドットコムでは、紙の履歴書に押す「認印」のほか、Web履歴書などの電子ファイルに使える電子印鑑も作成しております。
認印は、採用後の内定承諾書や入社手続きの書類にも使用できる印鑑です。
使用頻度が高い印鑑のため、定番から長く使えるものまで各種ラインナップしました。
また、「履歴書に印鑑は必要?」など、押印の必要性についてもわかりやすく解説しています。
履歴書に押す印鑑・はんこ
お求めの印鑑・はんこの種類をお選びください。
牛の角ならではのツヤと重厚感【黒水牛 認印】
水牛の角を加工した印鑑です。
耐久性・硬度・粘りに優れており、漆黒のツヤが放つ重厚感と風格は、男女問わず人気の理由となっています。
- 最短出荷予定日
- 2024年09月11日
リーズナブルな価格帯の定番商品【木材 認印】
定番の「柘」のほか、木目が優しい「玄武」「彩樺」などのエコ印材、女性に人気の「パールスティック」など各種取り揃えております。
- 最短出荷予定日
- 2024年09月11日
耐久性と捺印性に優れた【チタン 認印】
チタンは耐久性・耐熱性に優れた頑丈な印材です。朱肉の付きも良く、錆びにくいため長くご愛用いただけます。
- 最短出荷予定日
- 2024年09月11日
Web履歴書に活用できる【電子印鑑】
Web履歴書などの電子ファイルに活用できる電子印鑑です。高解像度画像のため、印刷した時も鮮明で美しい印影に仕上がります。
- 最短出荷予定日
- 2024年09月13日
履歴書に印鑑を押す必要はある?
結論から言えば、履歴書に「押印欄」(「印」と書かれた印鑑を押すための欄)がない場合は印鑑を押す必要はありません。
Web履歴書はもちろん、市販の履歴書用紙であっても、押印欄がないものには印鑑を押さなくても問題ありません。
ですが、「印鑑を押さなかったことで、選考が不利にならないか心配…」という方もいらっしゃるでしょう。
そこで、ここからは履歴書に印鑑が不要になった経緯について解説していきます。
また、印鑑をキレイに押す方法についても動画付きで解説していますので、履歴書に印鑑を押す必要がある方もぜひご覧ください。
「押印見直しガイドライン」による押印の廃止
一昔前の履歴書用紙には、氏名欄の右横に押印欄があるのが定番でした。
しかし、平成9年(1997年)に当時の総務庁から「押印見直しガイドライン」が公表されたことで、履歴書は「押印を廃止しても支障のないもの」と定められました。
そのため、現在市販されている履歴書用紙や、Web履歴書テンプレートの多くには押印欄が設けられていません。
(一) 記名に押印を求めている場合
出典:押印見直しガイドライン
ア 押印を求める必要性や実質的意義が乏しく、押印を廃止しても支障のないものは廃止し、記名のみでよいこととする。
(注)次のような文書は、上記に該当すると思われる。
①閲覧・縦覧の申請書、施設の利用申込書等で、対象が不特定の者であり、押印を求めてまで本人を確認する必要のないもの
②履歴書、住所変更届、廃業届等で、単に事実・状況を把握することのみを目的としているもの
(以下略)
(厚生労働省 薬事法施行規則等の一部を改正する省令の施行について より抜粋)
押印が必要とされるケース
「押印見直しガイドライン」の制定により、履歴書は押印を廃止しても支障のないものという位置づけになりました。
しかし、例外的に押印が必要とされるケースがあります。
履歴書に押印欄がある場合
形式を問わず、印鑑を押すことが示されている履歴書を使用する場合には押印が必須です。
この場合、押印欄があるのに印鑑を押さずに提出すると、採用担当者にマイナスな印象を与えてしまう可能性があります。
また、書類不備とみなされて選考結果に影響が出る場合もあるため、履歴書に押印欄があれば必ず押印しましょう。
▼押印欄がある履歴書の例
応募先の企業から押印を求められた場合
求人票の募集事項や、採用担当者から押印を求められた場合は、履歴書の形式にかかわらず印鑑を押す必要があります。
なお、使用する履歴書に押印欄がない場合は、名前から少し離した右側の位置に押すのが無難です。
▼押印欄がない履歴書の例
履歴書には「認印」を押しましょう
履歴書に押す印鑑は「認印」が適切です。
認印(みとめいん)とは、役所や銀行に届出をしていないハンコのことです。
届出をしている実印や銀行印よりも日常的に使う機会が多く、主に印鑑証明書を必要としない書類や荷物の受け取り確認などに使用します。
現在求職中の方は、履歴書の他に採用後の入社承諾書や雇用契約書に署名捺印が求められる可能性を考慮して、認印を用意しておくと良いでしょう。
認印のサイズと書体について
認印のサイズ
一般的な認印のサイズは、印面の直径が13.5mm・12.0mm・10.5mmとなります。
(店舗により異なります)
法的な規定はありませんので、手の大きさや、刻印する文字数からサイズを選ぶと良いでしょう。
直径 |
|||
---|---|---|---|
当店オススメ | |||
当店オススメ | |||
行数 | 1行 | 1行 | 1行 |
最大文字数 漢字・かな |
3~4文字 | 3文字 | 2~3文字 |
最大文字数 アルファベット |
7~8文字 | 6~7文字 | 5文字 |
認印の書体
認印は使用場面が多いため、パッと見たときに読みやすい書体が適しています。
「隷書体(れいしょたい)」や「古印体(こいんたい)」は可読性(文字や文章の読みやすさ)が高く、認印では人気の書体です。
履歴書には適切ではない印鑑・はんこ
実印
実印(じついん)とは、市区町村に印鑑登録をしたハンコのことです。
公的に認められたハンコであるため、確実に本人が押したと示す必要がある重要な書類や、高額な金銭の支払いがある契約書などに使用します。
履歴書は多くの人が目にする書類ですので、悪用のリスク(印影からの印鑑偽造など)を回避するためにも実印の使用は避けましょう。
また、実印は18.0mm/16.5mm/15.0mm/13.5mmと認印の最大サイズよりも大きいので、威圧感を与えないという点でも控えた方が無難です。
銀行印
銀行印(ぎんこういん)とは、銀行や信用金庫などの金融機関に印影の届出をしたハンコのことです。
口座を開設するときや、窓口で預金を引き出すときの本人確認など、金融機関での手続き全般に使用します。
銀行印はご自身の財産に関わる大事なハンコですので、実印と同様に履歴書への使用は避けましょう。
なお、銀行印も15.0mm/13.5mm/12.0mmと認印の一回りほど大きいサイズのため、履歴書に押すとやや威圧感を与える可能性があります。
シャチハタ
シャチハタとは、本体内部にインクが内蔵されているスタンプ式のハンコのことです。
スタンプ台不要ですぐに押せることから、日常使いでは非常に便利なハンコですが、印面がゴム製のため、使い続けると劣化で印影にゆがみが起こる場合があります。
また、大量生産品で同じ印面が複数あることから本人の証明にはならず、ビジネス上では「シャチハタ不可」とされるケースが多いです。
履歴書も立派なビジネス書類ですので、シャチハタを押印するとビジネスマナーがなっていないと思われる可能性があり、適切ではありません。
履歴書に印鑑を押し忘れた場合の選考への影響
「履歴書を提出した後で、印鑑を押していないことに気が付いた」という場合、書類選考に影響はないか気になるかと思います。
結論から言うと、事前に押印を求められていないのであれば、印鑑の有無で選考に影響が出る可能性は極めて低いです。
押印を求められていた場合は速やかに連絡
求人票の募集事項や採用担当者から押印を求められていたにもかかわらず、忘れた場合は速やかに連絡しましょう。
原則として履歴書に印鑑は必要ありませんが、押印を求められていたのに押していないとなれば話は変わります。
書類選考でマイナス評価を下されないよう、押し忘れに気が付いたらすぐに連絡し、担当者からの返事を待ちましょう。
履歴書を再提出する、面接に進んだ場合は当日印鑑を持参するなど指示の内容は担当者によりますが、きちんと対応すればまず問題ありません。
押印に失敗したときの対処方法
多少の「かすれ」「にじみ」「ゆがみ」であれば許容範囲ですが、下記のように具合がひどい場合は対処が必要です。
- かすれ:朱肉が薄くて文字が読めない、印影が半分ほど欠けているなど
- にじみ:朱肉のつけすぎで文字がつぶれている
- ゆがみ:印影が斜め(45°~60°ぐらい)に傾いている
●押印の失敗例
新しい履歴書用紙に書き直しましょう
書類作成に失敗した場合は、新しく作り直すことがビジネスマナーです。
また、印鑑を押すということは、本人の意思を相手に示す行為でもあります。
印鑑一つで大げさかもしれませんが、書類選考は就職活動における第一関門です。
履歴書の見た目からいい加減な仕事をする人だと判断されないためにも、押印に失敗したと思ったら潔く新しい履歴書用紙に書き直しましょう。
なお、時間と用紙を無駄にしないためにも、印鑑は必ず経歴を記入する前に押しましょう。
履歴書に押す前に、一度別の紙に試し押しをするのもおすすめです。
二重線・訂正印での修正はNG
履歴書に二重線・訂正印での修正はNGです。
履歴書はご自身で作り直しができる書類ですので、押印に失敗した場合は二重線・訂正印での修正は行わずに新しく作り直しましょう。
【動画解説あり】印鑑をキレイに押す4つのポイント
ゆがみやにじみのない、まっすぐでくっきりとした印影は履歴書の見栄えを良くします。
この項目では、印鑑をキレイに押すための4つのポイントを動画付きで解説していきます。
1.準備するもの
- 印鑑
履歴書に押す場合は認印を用意します。 - 朱肉
印鑑ケースに付属している簡易の朱肉ではなく、速乾性で布張りの朱肉を用意しましょう。 - 捺印マット
捺印マットがない場合は、チラシや紙を四つ折りにして下に敷くことで代用できます。
2.正しい印鑑の持ち方
まずはハンコの上下を確認します。
上下を記す「アタリ」が付いている印鑑の場合は、アタリを上にした状態で持ちます。
右利きの場合は右手で持ち、親指はハンコの印面の下側に添えましょう。
3.押す際の正しい姿勢
その状態から、朱肉を軽くポンポンと叩く感じで2、3回ほどつけます。
このとき力を入れすぎたり、何度も叩いたりすると朱肉がつきすぎて印影が崩れる原因になります。
全体に均一に軽くつけるのがポイントです。
朱肉をつけたら印面を下にして左手を添え、同時に肩甲骨を広げて体勢を作ります。
4.押し方のポイント
体勢が整ったら、真上からまっすぐに押します。
印面全体を紙にあて、「の」の字を書くように上下左右に軽く力を入れましょう。
まとめ
「押印見直しガイドライン」の公表以降、押印欄のある履歴書はほとんど見かけなくなりました。
しかし、以前より少なくなったとはいえ、履歴書に押印を求める企業は存在します。
法律上では押印の必要はありませんが、世間一般では履歴書のような本人を証明する書類には認印を押すことが無難です。
そのため、これまでお伝えしたことを実践すれば、ビジネスマナーができていると好印象を与えられるでしょう。
また、内定後の入社承諾書や雇用契約書に署名捺印を求められる場合もあるため、就職活動の段階から認印を準備しておくのがおすすめです。