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個人事業主に屋号印は必要?メリットや判断基準、作り方を解説

「屋号印って、そもそも何のために作るの?」
「屋号を決めたけど、印鑑まで用意する必要はある?」
「角印とは何が違うの?」

結論からお伝えすると、屋号印の作成に法律上の義務はありませんが、取引先からの信頼を得やすくなるという実務上のメリットがあります。

この記事では、屋号印の基本的な役割・角印との使い分けなどを詳しく解説しています。
屋号印を作るか迷っている個人事業主の方は、ぜひ最後までご覧ください。

【結論】屋号印の作成は任意だが、取引先との信頼構築にメリット

屋号印の作成は必須ではありませんが、取引先との信頼構築やモチベーション向上につながるため、作成がおすすめです。

前提として、個人事業主は屋号を設定する義務がないため、屋号を持っていない場合は屋号印を作る必要はありません。
また、屋号があっても、屋号印を作らず個人名の印鑑で代用するのもOKです。

一方で、屋号印は個人名の印鑑と比べて、事業の実態や継続性を取引先に伝えやすいメリットがあります。
そのため、取引先に事業としての信頼感を与えやすく、初めての取引でも安心感につながる場合があります。
また、屋号入りの印鑑を持つことで事業への意識が高まり、日々の業務に対する自身のモチベーション向上も期待できます。

こうしたメリットを踏まえると、個人事業主は屋号印を作成するのが望ましいといえるでしょう。

そもそも屋号印とは

屋号印の印影イメージ

屋号印とは、その名の通り屋号を刻んだ丸印のことで、屋号を設定している個人事業主が認印として用います。

印影の外枠に「屋号」、内側に「代表者印」などの役職名を刻印するのが一般的で、見た目は法人の「会社認印」と同じです。

なお、実印や銀行印のように役所や金融機関に登録する必要はありません。

【チェックリスト】屋号印を作るべき?作らなくてもいい?

「自分に屋号印は必要なのだろうか?」と迷っている個人事業主の方は、下記項目をチェックしてみましょう。
作成がおすすめなケースに1つでも当てはまる場合は、屋号印を用意しておくと事業運営がスムーズになります。

屋号印の作成がおすすめ 屋号印なしでもOK
  • 屋号を掲げて事業を行っている
  • 取引先と契約書を交わす予定がある
  • 初対面の取引先と信頼を築きたい
  • 個人名をできるだけ出したくない
  • 将来的に法人化を考えている
  • 屋号を設定していない
  • オンライン取引が中心で、押印の機会がほぼない
  • 個人名の印鑑で取引先との合意が取れている

個人事業主が使う印鑑の種類

個人事業主が業務で使う印鑑には、屋号印以外にもいくつか種類があります。
必要な印鑑は事業のスタイルによって異なるため、それぞれの役割を把握したうえで、自分に必要なものを選んでみましょう。

個人の実印

実印は、市区町村に印鑑登録をした印鑑で、不動産取引や金融機関との契約など、法的効力が求められる場面で使います。
個人事業主は法人のように登記を行わないため、個人の実印をそのまま事業でも使用します。

なお、将来的に法人化した場合は、法務局での手続きのために法人実印が必要です。

銀行印

銀行印は、事業用の口座を開設する際に金融機関へ届け出る印鑑です。
個人名のみ・屋号入りのどちらでも作成できますが、屋号入りの銀行印を受け付けない金融機関もあるため、事前に確認しておくと安心です。

なお、防犯上のリスクが高まるため、個人用の銀行印を個人事業主の銀行印に使い回すのは避けましょう。

角印(社印)

角印は、社印(しゃいん)とも呼ばれる四角い印鑑で、請求書・見積書・領収書といった日常的な会計書類に押印します。
個人事業主では屋号を設定している場合に作成するケースが多く、事業で実名を出したくない場合にも便利です。

実印・銀行印のように印鑑登録や銀行への登録などは不要で、屋号印と同じく認印として使われます。

住所印

住所印は、住所・屋号・電話番号などをまとめて押せるスタンプです。
書類や封筒に同じ内容を手書きする手間を省けるため、業務効率をアップさせたい方におすすめです。

電子印鑑

電子印鑑は、PDFなどの電子書類に押印するデジタル版の印鑑です。
最近は、オンラインで契約書や請求書のやり取りをする取引先が増えているため、一つ用意しておくと業務がスムーズに進みます。

電子印鑑

屋号印と角印の使い分けは?

屋号印と角印は、どちらも屋号が彫られるため混同されがちですが、書類の重要度で使い分けるのが一般的です。
契約書など重要度の高い書類には屋号印、請求書や領収書などの日常的な会計書類には角印を用います。

屋号印は法人における代表者印に近い見た目のため、事業主としての意思表示を明確に示すシーンに向いています。
一方、角印は日常的な会計書類に使われる印鑑で、個人事業主が最も使う印鑑とも呼ばれます。

印鑑 主な用途

屋号印

屋号印
契約書など重要度の高い書類への押印

角印(社印)

角印(社印)
請求書・見積書・領収書など日常的な会計書類への押印

ちなみに、取引先に事業の信頼性を強くアピールするために、屋号印を会計書類に押しても問題ありません。
また、屋号印・角印ともに法律で作成が義務付けられているわけではないので、不要と判断すれば作成しなくてもOKです。

屋号印の作り方のポイント

ここからは、個人事業主が屋号印を作るときに知っておきたいポイントを解説していきます。
ご自身の状況や好みを考慮しながら、お気に入りの一本を作ってみましょう。

刻印内容(印面の文字)

屋号印の印面は、外枠には「屋号」、内枠には「代表者印」を入れるのが一般的です。
屋号は、漢字・ひらがな以外にもカタカナ・アルファベットでの作成も可能です。

また、内枠を個人名にすれば、個人事業主やフリーランスとしての立場を強調できます

屋号印の刻印内容の例

書体の選び方

屋号印でよく選ばれる書体は、偽造のされにくさ・読みやすさのバランスが取れた篆書体(てんしょたい)です。

屋号印の書体の例

屋号印は認印のため、偽造への強さだけでなく「誰が押印したのか」が伝わる読みやすさ(可読性)も求められます。
最も複雑な書体である吉相体(印相体)は、偽造に強いものの文字の判別が難しく、押印時に印鑑の上下が見分けづらくなる場合もあります。
そのため、セキュリティ性を保ちつつ可読性とのバランスが取れた篆書体が、屋号印の書体として多く選ばれています。

※屋号印の書体に規定はないため、吉相体や古印体を選んでも問題ありません。

サイズの選び方

ハンコヤドットコムでは、屋号印のサイズを15.0~21.0mmまでご用意しています。
屋号印にはサイズの規定がないため好みで選んでOKですが、屋号印の定番サイズとしては16.5mmがおすすめです。

屋号印のサイズの例

形状の選び方(天丸・寸胴)

屋号印には、「天丸タイプ」と「寸胴タイプ」の2つの形状があり、定番は天丸タイプです。
とはいえ、屋号印の形状に決まりはないので、ご自身のスタイルに合うものを選んで問題ありません。

形状 特徴

天丸タイプ

天丸タイプのイメージ
  • 法人の印鑑として定番の形状
  • 握りやすく押しやすいひょうたん型
  • 法人の風格・重厚感が出る
  • 印面部分をほこり・傷から保護するフタ付き

寸胴タイプ

寸胴タイプのイメージ
  • 個人の印鑑と同じ形状
  • 装飾がなくシンプルでスマートな印象
  • 天丸タイプと比べてリーズナブル

屋号印を買うなら、ハンコヤドットコムがおすすめ

屋号印は事業の顔になる重要な印鑑のため、優良ショップで長く使える品質のものを選びましょう。

ハンコヤドットコムは、最短即日出荷・30年保証で安心の印鑑通販サイトです。
専属のデザイナーがあなただけの印面を一文字ずつデザインするため、事業で使う屋号印も安心して作成いただけます。
また、経験豊富なカスタマーサポートが電話・メールで疑問にお答えするため、初めて印鑑を買う方でも安心です。

1本から購入可能・角印・実印・屋号印の3本セットも取り揃えておりますので、ぜひご検討ください。

ハンコヤドットコムの充実したサービス

まとめ

屋号印の作成は法律上の義務ではありませんが、取引先との信頼構築・自身のモチベーションアップに役立つメリットがあります。
また、角印とは書類の重要度で使い分けるのが基本で、屋号印は契約書などの重要書類、角印は請求書などの会計書類に使用します。

屋号を掲げて事業を行っている・契約書を交わす機会が多い方は、この機会に作成しておくとよいでしょう。

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